・ここでは過去に売り切れた個体を参考用として紹介しています。既に売り切れたものですので、在庫ではない点にご注意下さい。
・売れたときの価格は季節や個体により、同一種でも大きく差が生じるため掲載しておりません。
・繰り返しますが、在庫ではありません。視覚的な楽しみ&皆さんが今後欲しい種を選ぶときの参考としてご利用下さい。

            




過去売り切れた両生類のリスト

無尾類 スズガエル科

無尾類 コモリガエル科

無尾類 ニンニクガエル科・スキアシガエル科・コノハガエル科

無尾類 ヒキガエル科・ユビナガガエル科・カメガエル科
無尾類 ヤドクガエル科・マダガスカルガエル科
無尾類 アマガエル科
無尾類 アオガエル科・クサガエル科
無尾類 アカガエル科・アベコベガエル科
無尾類 サエズリガエル科・ヒメガエル科・アナホリガエル科


有尾類 サイレン科

有尾類 アンヒューマ科・マッドパピー科
有尾類 イモリ科
有尾類 マルクチサラマンダー科・ムハイサラマンダー科

有尾類 サンショウウオ科・オオサンショウウオ科

無足類




過去売り切れたサンショウウオ科・オオサンショウウオ科有尾類のリスト

有尾類 サンショウウオ科
Name Scientific name Comment
チョウセンサンショウウオ Hynobius leechii 珍!10年以上前は結構輸入がありましたが、最近では全くと言っていいほど見かけませんでした。当店も初入荷。見かけは国産のサンショウウオに通ずる地味シブな色合い。チョウセンサンショウウオと名付けられていますが、分布は大陸部にも達しており、中国にもいます。今回はその中国産。ごく少数のみ。
シナサンショウウオ Hynobius chinensis 珍!中国大陸産のヒノビウス。
サンショウウオ属は日本列島で大発展しているグループで日本には面積比でも異様に豊富な種のサンショウウオが生息しています。東アジア全域を見渡すと日本産以外のサンショウウオ属はごく少数派で、 シナサンショウウオはその数少ない国外産サンショウウオ属の一つ。
外観は黒々としていて、体格は時期的なものなのかぼってりとしています。流通はごく希。今回も、少数のみです。
キタサンショウウオ Salamandrella keyserlingii 激レア!!シベリアサラマンダーという名で入荷しました。
最も北に分布する両生類で、中国北部からシベリアの北極圏にまで生息します(日本でも釧路湿原に分布しますが、そこでの採集は出来ません。勿論この個体も違います)
氷点下45℃でも凍らないという恐るべき耐寒性を持っています。逆に暑さには非常に弱いので、冷蔵庫を素直に用意して下さい。Only one。
キタサンショウウオ Salamandrella keyserlingii レア!!シベリアサラマンダーという名で入荷しました。
金属質のカーキ色をした背灰紫がかった白の脇腹、黒い斑紋と、北米のオナガサラマンダーなんかを太短くしたような雰囲気。
一属一種、最も北に分布する両生類で、中国北部からシベリアの北極圏にまで生息します(日本でも釧路湿原に分布しますが、そこでの採集は出来ません。勿論この個体も違います)。今回の個体は中国北東部産で、危惧していた低温の保持も他産地ほどシビアではなさそう。22度設定で、普通に状態良く過ごしています。ただ、夏場は素直に冷蔵庫かクーラーを用意した方が良いでしょう。
反対に寒さには非常に強く、氷点下45℃でも凍らないという恐るべき耐寒性を持っています。シベリアでは永久凍土の中から出てくることもあるとか…。
フトサンショオウウオ Pachyhynobius shangchengensis 実に久しぶり。よく似た体型のフトイモリと間違えられますが、こちらはサンショウウオ科。初入荷時「タカネサンショウウオでは?」と話題になったこともある、頭がプラナリアのような五角形になる水棲サンショウウオです。
フトイモリを含めた似た体型のグループ中でも特に大型の迫力ある種で、成熟したオスなど頭部が更に大きくなり、なんとなくシビレエイのよう。全体的にはスレンダーなヘルベンダーかオオサンショウウオみたい
飼育は容易。中国産水棲有尾の中では高温にも相当耐え、丈夫な種です。
フトサンショオウウオ Pachyhynobius shangchengensis 初入荷時は「タカネサンショウウオでは?」と話題になった頭が五角形になる水棲サンショウウオです。
飼育は容易。中国産水棲有尾の中では高温にもかなり耐えます。
リュウサンショウウオ Liua shishi レア!セイホウサンショウウオ属Ranodonに含められていたこともある1属1種の珍種。
全体的にはフトサンショウウオ等に似た感じですが、やや細身で頭部は角張った感じ。鼈甲色の体色に、個体により黄土色のスポットが入ったり、ぼんやり全身にオレンジ色がのったり
フトサンショウウオやフトイモリのような水棲種なので、同等の感覚で飼育します。水温は低めがベター。
今回のは時期によるものか、メチャ体格がしっかりした良いサイズ
リュウサンショウウオ Liua shishi レア!セイホウサンショウウオ属Ranodonに含められていたこともある1属1種の珍種。過去数年以上前に一度入荷したきりの珍種です。
全体的にはフトサンショウウオ等に似た感じですが、やや細身で頭部は角張った感じ。鼈甲色の体色に、個体により黄土色のスポットが入ったり、ぼんやり全身にオレンジ色がのったり
フトサンショウウオやフトイモリのような水棲種なので、同等の感覚で飼育します。水温は低めがベター。
シンハセイホウサンショオウウオ Ranodon tsinpaensis 珍!
フトサンショウウオにも似た感じですが、大理石調の細かい斑が体全体を覆います。顔つきやフォルムもフトサンショウウオとは微妙に異なり、やや太短い感。流通の殆ど無いレア種です。
タカネサンショウウオsp Batrachuperus sp 激レア!過去、この種ではないかと噂されて幾つかの別種が入荷したことはありましたが、今回のはまごう事なきタカネサンショウウオ。本属は前肢・後肢とも4指(一部の種を除く)なのが判別ポイント。ただ、この属のどの種なのかまでは現段階では落とし込みが出来ていません。
頭部は角張っていて、後頭部が盛り上がっています。体型は国産サンショウウオとフトサンショウウオなど水棲サンショウウオの中間的な雰囲気。
シセンタカネサンショウウオ Batrachuperus pinchonii レア!前肢・後肢とも4指性(一部の種を除く)の、珍しいサンショウウオです。
頭部は角張っていて、後頭部が盛り上がっています。目はやや前方寄りで、珍奇な顔立ち。色彩は漆工芸のような金箔風の斑が散ります。
飼育法は国産のサンショウウオと同じような感じで、広めの水場と潜ることの出来る湿った床材を用意してやりましょう。渓流性なので、夏場は勿論保冷が必要。



有尾類 オオサンショウウオ科
Name Scientific name Comment
オザークヘルベンダー Cryptobranchus alleganiensis bishopi 凄すぎ!原産地であるアメリカ合衆国内での強烈な保護から、もはや輸入はほぼ不可能ではと半ば諦めかけていましたが、なんと10年近くも国内で飼い込まれている個体のサプライズ入荷!
しかも細々流通があった時代から非常に少なかった亜種オザークヘルベンダーの方です。黒いブロッチが全身に散り、鰓孔は殆ど閉じています。全長50cm越えの勇姿はほれぼれするほど。
体側のヒダヒダといい、巨大な頭部といい、何から何にまでがムチャクチャ格好良い!
Hellbender(地獄へ向かう者)、Allegheny Alligator(アレゲニーのワニ)、Devil Dog(地獄の番犬)などやたら物々しい数々の呼称も、この妖怪チックな生物には相応しいでしょう。
本当に好きな方のみが飼育すべき、最高峰の有尾類と言えるでしょう。